今さらかもしれませんが、「みをつくし料理帖」にハマっています。少し前に完結しました。

江戸時代の女料理人が主人公の小説です。日本料理の描写、人々の優しい心、劇的な展開、すべてが精細で引きこまれました。毎回、涙なしには読めませんでした!
この小説を勧めてくれたのは、調理師専門学校のクラスメイトであった友人で、「みをつくし」で開眼して調理師専門学校の門を叩いたということでした。
私も、この本を読み出した当初は、普通の会社員で、料理の仕事をしたいと思いつつも、あまり本気ではなかった時です。
学校の実習で、日本料理の奥深さに驚きつつ、一方でこの本を読んだことで、初めて板前になりたい、という気持ちがハッキリとしたことに間違いありません。
それだけ読み応えのあるステキな本です。ぜひご一読を(^-^)
みをつくしには第何巻、とナンバリングされてませんが、出版された順番に読んでいかないといけないので注意が必要なのですが、とりあえず八朔の雪が第一巻にあたります!
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