木工教室– category –
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【木工教室 最終回】白書き(しらがき)と毛引き(けひき)の仕込み
先日、閉鎖される木工教室の最終日に出席し、白書きと毛引きの仕込みをしました。 まず白書き(しらがき)です。白書きは木の繊維に傷を付けるようにして寸法線を引くための道具です。 中砥で表面を研ぎ、刃が付いたら、仕上げ砥で7:3の割合で表と裏を研... -
小抽き出し その27 塗装(2回目), 持ち手の取付け
前回の様子です。 2回目の塗装をしました。 クノスクリアを塗り、耐水性サンドペーパーでこすってから拭き上げました。 真鍮製の金具を付けて完成しました。 ついに終わりました。一部、先生に助けていただいたとは言え、信じられない気持ちです。なんと素... -
小抽き出し その26 台輪の取付け、塗装(1回目)
久しぶりの木工教室です。 前回の様子はこちらです。 前々回作った台輪(底辺の台座部分)を取付けました。 いよいよ最終工程の塗装に入ります。塗りたい部分と塗りたくない部分を分けるために養生を施しました。 使う塗料はリボス社のクノスというクリア... -
小抽き出し その25 抽き出しのはめ合い調整
久しぶりの木工教室でした。 前回の様子です。 実は、8月末で木工教室が閉鎖することになりました。 それまでに小抽き出しが完成するように、先生が抽き出しの寸法決めと組み立てをしてくれてました。 その抽き出しの底板を真ちゅう釘で締結しました。 側... -
小抽き出し その24 天板の取付けと台輪
久しぶりの木工教室でした。 前回の記事はこちらです。 前回接ぎ合わせた天板を本体に付けました。本体の方にルーターで金具を取り付けるためのくぼみを掘りました。 鑿(のみ)でくぼみの形を四角に整えました。 そこへネジの下穴を開けて金具を取り付け... -
小抽き出し その23 背板の接ぎ合わせ
久しぶりの木工教室でした。前回の様子です。 前回は天板の接ぎ合わせをしました。今回は背板も接ぎ合わせました。薄板の断面、厚さ6mmの接ぎ面に木工用ボンドを塗って端金(はたがね)で締め上げました。平面度に歪みがあったのでクランプで締め付けまし... -
小抽き出し その22 天板の接ぎ合わせ
前回の続きです。 小抽き出しの天板を板材から接ぎ合わせました。 まず、接ぎ面を鉋で平らに加工しました。 下端定規で平坦度を確認しながら勧めました。 2枚の板が隙間無くピッタリとくっつくことを確認しました。 接ぎ面にジョイント材をかませるための... -
小抽き出し その21 摺り桟の取り付け
前回の続きです。 組み上がった本体です。 この中に取り外し可能な摺り桟を取り付けていきました。 まずは釘の下穴をあけました。 中央摺り桟をボンドで仮止めしてから釘止めしました。 中段の左右脇摺り桟は、框組みの側板に釘止めしました。 これにて、... -
小抽き出し その20 本体の組上げ
前回の続きです。 本体の加工がすべて終わったので、仮組みの後に本組みをしました。 本組みの際には、ホゾにボンドを付けたら、急いで組み立て、各箇所の垂直(カネといいます)を確認しながら端金(はたがね)で締め上げて行かなければならないので、写... -
小抽き出し その19 摺り桟の加工 その2
久しぶりの木工教室でした。 前回の様子です。 今回は、抽き出し2段目の摺り桟のホゾ加工をしました。鋸(のこぎり)で切り込みを入れて鑿(のみ)で削り取りました。 この摺り桟の上を2段目の抽き出しが乗ります。長年の使用を想定し、すり減ってきた場合...