2025.10.6 ブログ開設20周年記念   リニューアルしました

手帳のガントチャートを仕事に活かす!

突然ですが、皆さんは紙の手帳をお使いでしょうか?

私は、2008年にiPhoneを使うようになってから、紙の手帳を廃止してましたが、最近、9年ぶりに復活させました。

理由は、仕事の効率を上げるためです。

私は日本料理の板前です。日本料理は、一品作るのに仕込みに数日かかることがよくあります。

そこで、試しに、手帳を使って仕込みのスケジュールを管理し始めたところ、効果が出てきたので、自分なりの手帳術をご紹介したいと思います。

私が使っているのはA5サイズの少し大きめの手帳です。オリジナルのビニール表紙はやめて、本革の手帳カバーをつけました。

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このカバー、色も質感も使い勝手もすごくすばらしくて気に入っているのですが、ハンドメイドのサイトで買ったのでプチプラでした^ ^

中身は、ユナイテッドビーズの「ウィークリー パラレル」というのを使ってます。

見開き1週間で、上半分は縦配置のバーチカルで、下半分は全体的にガントチャートになっています。

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ガントチャートとは、縦軸にやるべき事、横軸をスケジュールにした表のことを言います。

なんで板前の仕事にガントチャートが必要なのか説明します。

一つの料理に着目すると、(発注)→納品→下ごしらえ→火入れ→出卓 というプロセスを数日かけて踏みます。

食材を発注してから出卓するまでに4日かかる料理もあるのです。

だから、「あれが少なくなってきた。」と気づいてから発注をかけても手遅れになる可能性があります。

そこで逆の発想で攻めます。

まず、ガントチャートの横軸は日付、縦軸はざっくりと、

  1. 納品
  2. 仕込み(下ごしらえ)
  3. 炊きもの(火入れ)

にします。

まず、大口予約、特別な予約、客数の多い週末の予約を納期として手帳の上半分のスペースに記入します。

ガントチャートで、その前日の「炊きもの」の欄に料理名を書き込みます。

さらにその前日の「仕込み」の欄に料理に使う食材を書き込みます。

さらにその前日または当日の「納品」の欄に欲しい食材を書き込みます。

書き込んだ 食材名-料理-予約 を線でつなぎます。

こういう風に納期から逆算して工程を組めば、いつその料理に取りかかれば良いのか明らかになります。

この、一つの料理ごとのプロセスを、すべての料理について書き込みます。

そうすると、ある1日だけを切り出すと、その日にやるべきことがうまいこと抽出できます。

こんな感じです。

DSC_7001_LI

この記入作業を3ヶ月ほど試したところ、仕事の流れがすごくよくわかるようになり、漏れ、忘れ、ミスを自分なりに防ぐことができるようになりました。

紙の手帳は、一覧性に優れているし、前の週はどうだったのかもページをめくればすぐわかります。

そして、電車の中でも手帳を広げれば、仕事の振り返りや今後の検討などかできます。

白衣を着てまな板の前に立たなくても仕事が進められるのです。

こうして、通勤時間も無駄なく活用できるようになりました。

世の中さまざまな手帳がありますが、目的に合った手帳を活用できれば威力を発揮するのだなーっと思いました^_^

「ユナイテッドビーズ 手帳 2018年 ウィークリー パラレル A5」
ビニールカバー付き

リフィルだけだと半額です。

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