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ホシノ アメリカンチェリー入りカンパーニュ

2009/11/04_1

この前焼いたパンです。
粉はライ麦粉、「はるゆたか」、「タイプER」、全粒粉で、ホシノ丹沢酵母を使いました。吸水は60%と抑えめにしました。コストコのドライアメリカンチェリーも入れてみました。

28℃の冷温庫でじっくり8時間ねかせた生地を分割・成形し、ホイロも40分と長めにしました。
250℃で1時間予熱したオーブンに窯入れして、オーブンのスイッチを切って5分待ってから220℃で45分ほど焼きました。
ライ麦の配合を30%以上にしたので、いつものバゲットよりもかなりしっかり焼いたつもりです。
おかげで、皮はすごく固かったけど、中は軽く仕上がって、香ばしくてすごくおいしかったです。アメリカンチェリーの香りと合っていてはまりました。

ライ麦粉を入れたパンは表面が焦げ茶色になるまでしっかり焼いた方が断然おいしいですね!

というのも、ライ麦粉が好きなので、いつもバゲットに10%くらいずつ配合していたのですが、焼きが甘いと感じていました。かといって、バゲットをしっかり焼きすぎると焼き色が濃くなって食感も固くなりすぎてしまって食べにくくなってしまうんです。困っていました。

そんなとき、恵比寿の「ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブション」(LA BOUTIQUE de Joel Robushon)のパンを食べる機会があって、目から鱗が落ちました。

バゲットはあくまでも小麦粉だけで軽く焼き上げてある一方で、ライ麦パンはライ麦粉をたくさん配合して焦げ茶色になるまでしっかり焼き込んであったのです。どちらもすごく軽い食感でおいしかったです。

それ以来、バゲットにライ麦粉をちょっぴり配合するのはやめようと思いました。中途半端はダメってことです。ライ麦粉はあくまでもライ麦パンとして焼いて、しっかり火を通して楽しもうと思いました。

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