石けん作りが趣味のお友達が、私の家で出た廃油(揚げ油)を使って石けんを作ってくれました。これまで捨てるしかないと思っていた廃油からこんなにもしっかりとした石けんが作れるなんてすごく驚きでした。
これは、そのお友達から寄せられた石けん作りのプロセスです。
材料は、廃油(私の家から出た揚げ油、菜種油)、精製水、苛性ソーダ、ローズマリーホール。
作り方は、次の通りです。
- ローズマリーを精製水に入れて電子レンジで温めて煮出し液を作り、漉す
- ローズマリー液に苛性ソーダを溶かす
- 2.にドレッシングを作るみたいに少しずつ廃油を入れ、ホイッパーでよく混ぜる
- とろみが出てきたら3.を牛乳パックの型に流し込む
- 固まったらカットして1ヶ月くらい乾かす
1ヶ月後、切り出してすのこの上で乾燥させた時の様子です。
さらに1ヶ月寝かせたら、完成です。
この廃油石けんのつかいみちなのですが、基本的には顔や身体には使いません。ローズマリーの煮出し液を配合しているとはいえ、揚げ油のにおいが少しするからです。
なので、作業用に使うつもりなのですが、現状、食器洗いには石けんを使わず、びわこふきんだけを使っているので、主な用途としては、ふきん洗いやまな板洗い、キッチンでの手洗い になります。
早速使ってみたところ、泡立ちが良く、石けんにもしっかりとした固さがあってすごく使いやすかったです。においもほとんど気にならなかったです。
廃棄物を再利用して石けんを作って使うってすごいことだと思います。私も今度やり方を教わって作ってみたいと思いました。
コメント
コメント一覧 (4件)
これ数十年前に流行ったよね。ワイの職場でも盛んやったわ。
【結論】棄てるより金と手間かかる説
やってみたという人は苛性ソーダの取扱いにはくれぐれもご注意ください。
>>1
・さん、初めまして。
コメントありがとうございます。
数十年前にはやったのですね。知らなかったです。
今引越してきた自治体では油そのものを回収しているので良いのですが
前住んでいた所では布にしみこませて燃えるゴミで捨てなければならず、
廃棄物になってしまうのですごく嫌な気分でした。
多少のお金と手間がかかってもいいから、捨てていたものがまたカタチを変えて役に立って再利用できるのは今の私にとってすごい喜びなんです。
人それぞれの考え方の違いもありますが、年を取って、ただ単にお金や時間の損得勘定だけでは納得できなくなってきました。そんな感じの毎日です。
>>2
お祭好きの電氣屋さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今度、実際に自分で作ってみようと思うのですが
その時は気をつけますね。
ただ調理の現場では時々使います。
苛性ソーダを水を入れた大鍋に溶かしてわかして、その中にお玉やボウルを入れると、普段取れなかった汚れが取れるようで新品のようにピッカピカになり、苛性ソーダ液は黒くなります。最後に液を床にまいてこすり、洗い流します。