排出物削減のため、生ごみの分別をしております。
野菜くず、茶殻、コーヒーかす などの植物性のごみは、通気性のある布袋に入れ、風乾して水分を抜いてから捨てます。
「風乾」をするとどれくらい水分を減らせるか実験したときの記事
一方で、魚のアラ、肉の骨や皮、卵の殻 などの動物性のごみは、冷凍庫に貯めています。植物性のごみとは異なり、わが家ではこれまで特に排出量を減らす工夫はしておりませんでした。ただ、冷凍庫に貯めることで排出「頻度」は削減しておりました。
その動物性のごみの中で、圧倒的に多いのが卵の殻でして、最近、これをどうにかできないかなと考え、パウダーにしてみることを思いつきました。
試しに、卵5個分の殻を用意し、お湯を沸かしたときの残り湯に漬け込んで殺菌し、ざるに上げて数日乾燥させておきました。
カラカラに乾いていたので、ミルサーに入れて20~30秒粉砕してみたところ、あっという間に微粉末になり、体積もすごく減りました。
とりあえず、庭のジュニパーベリーの根元にふりかけました。
ジュニパーベリーは針葉樹で、アルカリ性の土壌を好みますが、日本の土壌は酸性寄りなので、アルカリ性になるよう調整が必要です。卵殻パウダーはアルカリ性なのでこの調整ができます。普段は、ホームセンターで有機石灰などを買ってまいておりました。
卵の殻をパウダーにすると、体積がすごく減るということと、肥料代わりに再利用できるということで、今後は捨てずにパウダーとして活用していこうと決めました。
ところで、卵殻パウダーは、食べることもできるようです。2017年のキューピーの研究では、卵殻カルシウムがヒトの骨量を増加させることが分かりました。
例えば、家で作るお菓子の小麦粉の一部を卵殻パウダーで置き換えてみたらどうかと思いました。今後試してみたいと思います。
現状、わが家では、生ごみ(家庭ごみ)の排出頻度は1か月に1回程度、20リットルのごみ袋1個分だけです。
このごみの量をさらに減らすか、または排出頻度を減らせたらいいなと思っています。
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