2025.10.6 ブログ開設20周年記念   リニューアルしました

「クローゼットは3色でいい」を読んで衝撃を受けました。

この前、本屋さんで立ち読みしていたら、あまりに素晴らしい本に出会えたのでご紹介します。kindleですぐに買いました。

「クローゼットは3色でいい」

この本の中で特筆すべきは、洋服の色合わせの公式が書かれていたことと、それがすごくシンプルなのに洗練されていて納得できるものだったことです。

これまでの私は、ベースカラーをグレーと決めてそこに何らかの色を加えてコーディネートしていました。

しかし、加える色が1色の場合はなんとか決まるのですが、2色以上加える場合に、何色と何色を組み合わせたら良いか悩んだり、マンネリになってしまったりすることがありました。

この本によると、ベースカラーを(白、黒、紺、グレー、トープ、カーキ)の6色と決め、この中からまずは2色、慣れてきたら3色選べば良いと書かれていました。

特にその3色のうち必ず白を第一に選ぶと良いと書かれていました。

そして実際にベースカラーから3色だけ選んだコーディネートが写真で豊富に紹介されており、これがすごく洗練されており、ワクワクしました。

ところがこの本はそれで終わりではなくて、ベースカラーにさらに3色を加えて拡張できること、さらにプラスワンカラーを加えるとどうなるか、さらにさらにビビッドカラーを加えて…とどんどんステップアップしていきました。

まとめとして、ベースカラーに選んだ色と、相性の良いプラスワンカラーの組み合わせをカラーチャートで一覧にしてありました。

そこでまた豊富なコーディネートが写真で登場し、深く納得しました。

そのカラーチャートをじっと見ていると、雑誌で見て良いと思ったコーディネートや、通勤途上でいいなと思った人のコーディネートが、このカラーチャートに則っていることを実感しました。

最終的に私は、雑誌に載っているコーディネートの分析ができるくらい、色合わせについてよく分かるようになりました!

この本の凄いところは、これらの公式で実現できる色の組み合わせがたくさんあるため、洗練されたパターンが自分でいくつも作れることを示唆していることです。

実際に計算してみますね。

  1. ベースカラー6色から2色を選んだ場合
    6C2=15[パターン]
  2. 白と、残りのベースカラー5色から2色、合計3色を選んだ場合
    5C2=10[パターン]
  3. 白と、残りのベースカラー5色プラス拡張3色から2色を選んだ場合
    8C2=28[パターン]
  4. 白と、残りのベースカラー5色から1色と、プラスワンカラー平均4色から1色を選んだ場合
    5C1×4C1=20[パターン]

これらを合計すると、15+28+20=63[パターン](※2.は3.に含まれます)となり、仮に全ての色の組み合わせの洋服を用意できるとすると、一つの季節90日の3分の2をもカバーできることになります。これはすごく画期的だと思います。

ふつうのクローゼット指南本には、オススメのコーディネートがなんとなく数点紹介されているだけで、それ以外の組み合わせについては結局、自分で試行錯誤するしかありませんでした。

けれどこの本を読んでからは、少なくとも63パターンもの色の組み合わせが保証されるのです。すばらしいと思いました。

そこで、自分のクローゼットを振り返ってみると、根本的に、第一に選ぶべき白い服が少ないことに気づきました。

そう、私は白い服が苦手だったんです。上衣にもってくると、体操服や制服のシャツのイメージと重なるし、膨張色なので太って見えるし、汚れが目立つし…ということで以前はなるべく着ないようにしていました。

しかし、最近、パンツやスニーカーに白を取り入れたところ、コーディネートがしやすくなるので少しずつ見直していたところでした。

今後はもっと白い服を増やすべきだということがよく分かりました。

いろんな気づきを得られたこの本に出会えて本当に良かったです。

洋服の色合わせで悩んでいる方は是非参考になさってください!

「クローゼットは3色でいい」

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • この本の存在は知りませんでしたが、面白そうな内容ですね。
    探してみます!
    私もコーディネートの時は、面積が小さくても必ず白を入れようとしてます。
    (ちなみに、チェックや柄物の服を買うときは、必ず模様の中に白が含まれているものを買います)その方がコーディネートしやすい気がします。
    白を使わないときは、代わりに大き目のシルバーのアクセサリーをつけます。
    白はどの色とも合いますし、他の2色以上のつなぎにもなるので、
    白アイテムはおすすめです。顔色が明るく見えるレフ版効果も期待したり。ニットではなくシャツなどぱりっとした質感のものだと膨張感もあまりない気がします。
    休刊した「ヴァンテーヌ」という雑誌では、
    服のコーディネートの作り方やコツなどをセンスという言葉で片づけず、
    この本のようにある程度理論的に解説してくれたので、当時の私には大変役に立ちました。
    ファッションも理論的に考えてみるのも、大事ですよね。

  • 華岡 紬さん、こんにちは^ ^
    コメントありがとうございます!
    やはり、おしゃれな方は白を上手に取り入れてコーディネートなさっているんですね。
    私も、白いアイテムを増やそうと思います。
    「コーディネートは3色でいい」を読んだら、色合わせの善し悪しが分かるようになったからうれしいです。
    見つけたらご覧になってみてください!

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