時短家事、ポイントは、「ひとりで抱え込まない」に限ります!
そのために、食洗機など機械化できるところは可能な限り設備投資することが大事です。
さらに、家事は、家族全員で分担してやるとすごく効果的です。
そのためには、一つ一つの家事を小さく区切ってバラバラにし、各人得意なものを負担してもらうとうまくいきます。
家事はザックリと、掃除、食事の支度、洗濯など、に分けられるのですが、それをもっと細かく分割して行きます。
例えば、掃除なら、寝室にルンバをかける、フローリングに掃除機をかける、トイレを掃除する、洗面所を掃除する、お風呂を掃除する、キッチンを掃除する、などです。
こうやって分割していくと、1つの作業が5~10分程度に収まり、内容も簡単になります。
そこでその小さな作業をひとつずつ、家族に割り振り、スキマ時間や休日にやってもらいます。
忙しいお父さんに、「じゃ、(家全体の)掃除お願い!」と言ったって絶対に動いてくれません。でも、5分で終わるトイレ掃除を拒む人は少ないはずです。
そのトイレ掃除も、「最低この3工程をやればOK!」といった基準を話し合って決めておくことが大事です。
例えば、ウチでのトイレ掃除は、次の行程でやると決まっています。
・掃除機をかける
・カウンター、便座、床を雑巾で拭きあげる
・便器をブラシでこすり、ふちを雑巾で拭く
あらかじめやり方がマニュアル化されていて、それがすごく簡単だったら、嫌がるどころかむしろ気分転換になることもあるようです。
ここまで来ると、「トイレ掃除お願いします。」の一言で家族が動いてくれ、自分はその間に別なことができます。これは本当に時短になります!
気を付けたいのは、頼む時には低姿勢で、やってくれたら感謝を忘れないことです。
間違っても出来具合にケチをつけてはいけません。極力なにも言わないことです。
相手は人間ですから、ここら辺を間違えると、喧嘩になったりヘソを曲げたりと、ロクなことがありません。
「面倒くせェな!」と内心思いつつも、「お願いします。」と頼み、やり終えたら「ありがとう~。すっごく助かった!」と、しみじみというようにしています。
そして、一度分担してもらった家事は、繰り返しやってもらうと良いです。そうすると、手順を覚えてくれて、どんどん上手になってくれます。
ここまで来たら、言わなくても勝手にやってくれたりしてさらにラクになります。
また、どの家事を担当してもらうか?についても配慮が必要です。
ごみ捨て、風呂掃除、トイレ掃除…、といった、「汚れ」仕事ばかり、家族に押し付けてはいませんでしょうか?
汚れ仕事ばかりでは、モチベーションが上がりません。
そこで、汚れ仕事は自ら率先してやり、家族には、キレイで華やかな家事をやってもらうと良いです。
例えば、好みのおかずを一品作ってもらう、サラダの盛り付けをしてもらう、食器を選ぶ、コーヒーを淹れる、ベランダ菜園から収穫する、などです。
家族にも家事を楽しくやってもらうためには、ここまで気配りをしないといけません。
こだわりをなくし、家事をオープンにして、皆で片付けると、本当に楽になり、結局時短になるのです。
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