ここ10年くらい、生活をミニマルにするため頑張ってきました。その秘訣を10個にまとめ、ここに記します。
- 洋服の数を把握して管理する
- 使いまわせるものを選ぶ
- 使い捨て製品を厳選する
- シェアやレンタルを活用する
- 不要品の売却手段を複数持つ
- 本やCDなどを電子化する
- 収納用品は必要最低限にする
- 紙袋やスーパーの袋は全部捨てる
- 使わない時は小さくなるものを使う
- 形骸化した習慣も捨てる
1. 洋服の数を把握して管理する
これは、1年に1~2回やって記事にして公開しています。
「洋服何着持ってる?」と聞かれて即答できる人はそうそういませんが、数えたこともないものを管理できるわけがありません。まずは点数を数えることから始めましょう。
3色ルール(「クローゼットは3色でいい」という本の通りに、3色しか使わないコーディネートを組む)を実践すると、あぶれた洋服が一目瞭然になります。
その後は洋服を1枚買ったら1枚以上捨てるようにすれば簡単に維持できます。ちなみに、私が持っている服は現状40枚です。
2. 使いまわせるものを選ぶ
例えば、自動IH圧力なべは炊飯器みたいな形をしていて炊飯ももちろんできますが他にもいろんな料理ができます。
STAUB のブレイザーソテーパン は、ソテーから煮込みから汁物まで万能に使えます。
出刃包丁で、魚だけでなく肉も切ります。
グラスは1種類(LSAのジオ・タンブラー)だけど、何にでも合わせられる雰囲気なので、水からお茶からお酒までこれで済ませます。
Burberry のトレンチコートは、ウールのライナーを着脱することで1年のうち長い間着られます。このようなライナー付きコートを全部で3着持ってます。
Brooks Brothers のネイビーブレザーは、カジュアルにもドレスにも何にでも合わせられます。40枚しか服を持っていないけど、ネイビーブレザーで24種類のコーディネートを組めました。
スマートスピーカーJBL Authentics L16 は、iPhoneだけでなく光ケーブルでTVとも接続し、Youtube の音楽PVも良い音で楽しめます。
3. 使い捨て製品を厳選する
何でもかんでも使い捨てせずに、どうしても困るものだけ使い捨てにします。使い捨てを減らすと、補充の買い物に追われることがなくなり、かえって時短になります。
例えば、毎朝の日課の、ワイパーでの床のホコリ掃除には、使い捨てシートではなく、クリーニングクロスを使います。クリーニングクロスの方が取れ高が良いからです。付いた髪の毛やホコリは手でつまんで捨て、残ったホコリもさっと手洗いして洗濯機に放り込めばきれいになります。
排水口のゴミ受け袋は無くして料理するたびにブラシで洗えばすっきりさっぱりします。
ラップはMサイズ1種類だけに絞ります。
エアロプレスのフィルターは紙ではなく金属製を使います。コーヒーかすがつるりと落ちるので洗うのは全く苦になりません。
4. シェアやレンタルを活用する
息子が赤ちゃんの時には、A型ベビーカーからバウンサーからベビーベッドまで何でもかんでもレンタルしました。
カーシェアリングは一般的ではなかった8年前から活用していました。
図書館が近くにあるので、しょっちゅういろんな本を借りています。
5. 不要品の売却手段を複数持つ
生活用品はヤフオク!やメルカリ、理系専門書はAmazonマーケットプレイス、洋服はトレジャーファクトリースタイル、家具は地元の買取専門店 を利用して使い分けています。
使い分けるのは、それぞれ、得意分野を持ったところに託せばより高く売れるからです。
6. 本やCDなどを電子化する
既に持っている本は「自炊代行屋さん」(本の綴じ目を裁断してオートシートフィーダー付きのスキャナーに読み込ませてPDFファイルに変換して、本も廃棄してくれる業者さん)に箱ごと送りつけ、iPhoneにダウンロードします。
既に手元にあるCDはPCに取り込んで音楽ファイルにして、こちらもiPhoneにダウンロードします。
新たに買う本は電子版しか買わないようにします。図書館も活用します。
こうすることで、本棚とCDケースを家から消滅させることができます。引越しの際はびっくりするくらい身軽になります。
7. 収納用品は必要最低限にする
小分け収納用具は最低限にして、収納に対するモノの割合を減らします。
例えば、ウチでは買い置きの食料品はほとんどそのまま棚にしまっています。直に並べるように置くのです。
唯一、開封済みの粉類は小袋が多いため、紙袋にまとめていますが。
食料品はどんどん使っていって期限内になくなることがわかっているから、わざわざ入れ物に入れたりはしません。見つけにくくなるからです。
これは会社の在庫管理や棚卸しのやり方を参考にしました。
8. 紙袋やスーパーの袋は全部捨てる
経験上、取っておいた紙袋を活用できたことはほとんどありませんでした。なので一枚も持たず、買い物する際も、紙袋はできるだけ断って家の中に持ち込まないように気を付けています。
スーパーの袋はゴミ袋として再利用できるのですが、溜まると場所を取るので、折り畳むか容器を用意しなければならなくなります。基本的に買い物袋を持参してスーパーの袋は断り、ゴミ袋は別途購入します。
売られているゴミ袋は束になっていて場所をとらず取り出しやすくなっているからです。
9. 使わない時は小さくなるものを使う
エアロプレス
普段はバラしてカゴに入れていますが、旅行の時にはプレス部を入れ子にして収納し、さらに中にコーヒー粉も入れて系を1つにまとめることができます。
入れ子のホーロー容器
作り置きのおかずを入れる保存容器は、野田琺瑯のホワイトシリーズ ラウンドのサイズ違いを使っているのですが、使わない時はフタも含めて入れ子にしてしまえるからすごく便利です。
物干しハンガー
「キクロン」の伸縮ハンガーなら、信じられないくらいコンパクトになり、ピンチが絡んだりもないです。一度知ってしまったら、もう他のものは使えません。
キャンプテーブル
最近までずっとキャンプテーブルを使っていました。これは足が折り畳め、天板を外してくるくる丸められ、信じられないくらいコンパクトになります。ダイニングテーブルをDIYしたため、今は使っていませんが、もしもの時用に大事に保管しています。
バケツ
折りたためるバケツを使っています。お掃除の時にしか使わないバケツをぺちゃんこにしてしまえるのは本当に省スペースで便利です。
10. 形骸化した習慣も捨てる
普段疑問を抱かずに無意識にやっていたことをやめると、それに必要な道具類をごっそり断捨離できることがあります。
年賀状
出すのをやめたことで、大きなプリンター一式と年賀状作成ソフトを捨てられました。
基礎化粧
洗顔料、化粧水、美容液、クリームをしないようにしています。化粧を落とすためのクレンジングしかしません。ファンデーションを付ける前には水道水をコットンにスプレーして顔を保湿します。化学物質や刺激による負担が最小限になったお肌は、トラブルが一切なくなりました。
ムダ毛のお手入れ
脇の下と膝下の医療レーザー脱毛により、お手入れ用品一式が不要になりました。
このような工夫やこだわりで、年々生活がミニマルにシンプルになってきており、心地よいです。
励みになります。
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