家事の最適化に取り組んでいる折、やました ひでこ さんの著書「モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離」を読みました。
すごく良かったです。
本の中で特に印象に残った点をご紹介します。
- 「まとめ家事」から「こまめ家事」へシフトする
- 朝家事と夜家事の具体的な内容紹介
- 週末家事の考え方
「まとめ家事」から「こまめ家事」へシフトすること、これは勝間和代さんの考え(バッチ処理から逐次処理へのシフト)と一致してます。
偶然、最近後輩とこんな世間話をしました。
後輩:「明日休みなんスけど、とりあえず洗濯やります。1週間分ためてるんで。」
私:「え、1週間も?私毎日洗濯してるよ。」
後輩:「毎日なんて無理っス。」
私:「毎日洗濯すれば、洗濯物の量はちょっとだからラクだよ。それ以前に下着の洗い替えが1枚しかないから、毎日やらざるを得ないんだけどねww」
後輩:「僕10枚持ってます。」
この例からもいえるのですが、まとめ家事とこまめ家事をする人の考え方には大きな隔たりがあって、一度まとめ家事にはまってしまうと、なかなか抜け出せないという性質があります。
私「毎日洗濯すれば、干す手間とかほとんどないし、そもそも下着も2枚しか必要ないから収納スペースすらもほとんどいらなくてラク。」
後輩「まとめて洗濯した方が水道・電気代が節約になる。下着を10枚持てば洗濯は10日に1回でよいからラク。」
どちらにも言い分はあるのですが、
「休日の貴重な時間を浪費していないか?」
という観点では、こまめ家事に軍配が上がります。
そんな私も、洗濯に関しては、子育てをしているため、たまたま毎日していたのでその良さに気づいていたのですが、それ以外の家事は休日にまとめてやってました。
しかしそれだと、やはり休日に休まらず、疲れが取れず遊びにも行けないという結果に終わってました。
この本でやましたさんは、「夜家事」と「朝家事」という時間を設けて、やることを決めてどんどん進める方法を提案しています。
そこでやましたさんの例を参考に、私も「夜家事」と「朝家事」を決めてこんな感じで過ごすことにしました。
〈毎日の夜家事〉
- 靴のお手入れ
- レシートがあれば家計簿をつける
- お風呂に入っている間に洗濯する
- お風呂では簡単に掃除もする
- 洗濯物を干す
- IH圧力なべにセットするものがあれば、セットする
- 早く帰れたら、何か料理を作る
- ゴミをまとめる
〈毎日の朝家事〉
- 寝室を軽く掃除する
- トイレも軽く掃除する
- IH圧力なべで仕込んだものがあれば冷まして冷蔵庫にしまう
- 遅番であれば何か料理または掃除などをする
- 出かけにゴミを捨てる
見てわかるとおり、夜家事が少し多めになっております。これが重要で、夜家に帰ってきて何にもせずバタンキューではなく、その日の後始末を中心に家事をすすめてます。
こうすることで、翌朝の負担が減り、スムーズに1日を始められるようになり、かなり生活が変わりました。確かな手応えを実感しています。
そして週末家事ですが、やましたさんは週末しかできないようなことだけをさっさと済ませて遊びに行ったりゆっくりしたりすべしと書いてます。
週末しかできない家事として、例えばベッドリネンの交換を挙げています。
私も早速マネして、休日にはベッドリネンの交換と少し手の込んだ料理のみをして、休日らしい休日が送れるように試行錯誤をしております!
コメント
コメント一覧 (2件)
そうなんですよね、少し前から漠然と私が悩んでいたのも、やはりこのことです。
週末のまとまった時間を家事ばかりで過ごすのは、もったいないのではないか?と。
洗濯について、私はまさに後輩さんのようなパターンですが、週末の2日ともが雨になると絶望に近い気持ちになったりということもあり、自分なりに家事の平日シフトを試みてみようかと思ってます。
華岡紬さん、こんにちは^^
週末のまとめ家事もそれなりに合理的なので、悩みますよね。
しかし、例えば毎日30分料理を1つ仕上げたとして、平日に合計2.5時間積み上げたとしたら、私の場合、休日の半日が丸々フリーになります。これはすごいことだと気づき、実践しています。
もし華岡さんの平日シフトがきまったら教えていただけるとありがたいです^^