その3からの続きです。
JR法隆寺駅から徒歩15分くらいのところに法隆寺はあるのですが、その前に、「和CAFE 布穀園 ふこくえん」と言う素敵なところで昼食をとりました。ビールまで飲んじゃってくつろぎました。お料理もすごくおいしかったです。
三輪そうめんの全粒粉入りそうめん「ベル・ブラン」が使われた一口そうめんの小鉢が特においしかったです。
世界遺産の法隆寺、入るとまずは国宝の五重塔と金堂がありました。この五重塔と金堂は世界最古の木造建築として知られています。五重塔と金堂だけでなく、回廊、中門、鐘楼 もすべて国宝です。
続いて、大宝蔵にて、観音菩薩像、地蔵菩薩像、玉虫厨子、百済観音像 なども拝観しました。これらもすべて国宝です。
国宝の夢殿にも行きました。本尊の救世観音菩薩は秘仏と言われ、今でも年2回しか公開されません。聖徳太子の等身大の像だと言われています。
最後、炎天下の中疲れていましたが、法隆寺から徒歩5分くらいのところにある、藤ノ木古墳にも行きました。藤ノ木古墳の近くにある、斑鳩文化財センターでは、藤ノ木古墳の埋葬品(国宝)のレプリカが展示され、センターの方から詳しい説明を受けることができました。
藤ノ木古墳は、直径約50mの大型円墳であり、1985年に調査された際には未盗掘の石室から、金銅製の馬具や石棺が発見され、大きな話題になりました。石棺の中からは、被葬者が2体あることがわかりました。説明によると、その被葬者が誰なのかというのは諸説ありますがまだ確定されていません。
行ってみると、のぞき窓があって、本物の石棺が置いてある様子を見られました。
余談ですが、こんなに大きな古墳がなぜ1500年近くも荒らされずに保存されていたのか。それはこの辺りは当時の蘇我氏の土地であり、容易に近づけなかったこと、その後も、法隆寺の宮大工たちが住むエリアとなり、守られ続けていたとのこと。悪い人間が近づけないような見えないバリアがあったということです。
すごくおもしろかったです。
これで文化財巡りは終わりました。JR法隆寺駅から新大阪へ出て、新幹線に乗って帰りました。
その5では、泊まったホテルのレビューをしたいと思います。
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