昨日の記事の続きです。
偕楽園を出て、千波湖のほとりを歩きながら水戸駅方面に向かい、弘道館へ行きました。
弘道館とは、第9代藩主 徳川斉昭(なりあき)によって創設された水戸藩の藩校です。儒学の思想で「一張一弛」(いっちょういっし、時には厳格に、時には寛容に)という考え方があり、学ぶ場である弘道館と、楽しむ場である偕楽園とは対をなすように作られたと言うことです。
正庁の外、対試場に面した所には、「游於藝」(芸に遊ぶ)と掲げられていました。これは、論語の一節からとられたものです。芸とは、君子の教養とされた六芸(りくげい)、つまり礼儀、音楽、弓術、馬術、書道、算術 のことで、それらを心に余裕を持ってゆったりと楽しむように学べよ、ということらしいです。これは、息子に知って欲しい言葉だと思いました。
梅が満開になったらまた行ってみたいと思いました。
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