食材の在庫処分を兼ねて、パウンドケーキを焼きました。
栗のパウンドケーキ
秋口に栗の渋皮煮を作ったので、刻んでパウンドケーキに入れて焼きました。香ばしく焼き上がりました。

ショコラオランジュ
昨年、ポン酢を作った時に出た、だいだいの皮をシュガーカットゼロで煮てピールにしたものを冷凍しておりました。それを刻んでココアベースのパウンドケーキに混ぜ込んで焼きました。ほろ苦い中に甘酸っぱい良い香りが感じられました。

ココナッツライムケーキ
小田原産のライムを手に入れたので、皮をすり下ろして果汁も入れ、さらにココナッツファインも混ぜ込んだパウンドケーキです。ココナッツとライムの香りがすごく良かったです。

そして最近、パウンドケーキの作り方を変えました。それがとても良かったのでご紹介します。
パウンドケーキは普通、バターに砂糖をすり混ぜ、そこへ卵、小麦粉を加えていくという「シュガーバッター法」というやり方が知られています。ボウルひとつで簡単に作れる反面、バターに砂糖が溶け切らずじゃりじゃりしたり、バターに卵を加えると生地が分離しやすく、意外と難しい作り方なのではないかと思っていました。
最近知った別の作り方は、「フラワーバッター法」と言い、卵に砂糖を加えて機械でもったりと泡立てておき、別のボウルで柔らかくしたバターに粉を加えてよく混ぜ、最終的に両者を混ぜ合わせる方法です。この方法だと機械が必要にはなるのですが、卵に砂糖はよく溶けてなじみますし、バターに粉もよくなじむので、材料全体がよく混ざる結果、焼き上げた生地がふわっふわの軽い食感になり、パサつかずしっとりします。すっかり気に入りました。
私はそこからさらに、砂糖をシュガーカットゼロに変え、小麦粉をアーモンドパウダーや大豆に変えて低糖質なパウンドケーキにして楽しんでいます。
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