FreeStyleリブレ は、フラッシュグルコースモニタリングシステムといって、連続的に血糖値を測定することができるシステムです。
「LIFE PACKING 2020」の中でも高城剛先生が付けていると紹介されたので、私も装着することにしました。
FreeStyleリブレは、腕に貼り付けるセンサーと読み取り装置の2つで構成されます。測定対象は、厳密には血糖値ではなく、皮下組織間質液中のブドウ糖濃度です。この濃度と血糖値との間には高い相関性があるため、そこから推定した血糖値を読み取り装置に表示します。
センサーは14日間連続して1分ごとに計測をおこない、15分の移動平均を取り、データ保存します。読み取り装置からも、PCからも、血糖値のトレンドグラフが確認できます。センサーを貼り付けたままでも入浴や水泳ができ、服の上からでも計測値をスキャンすることができます。
本来ならば、糖尿病の方の血糖管理に使うものらしいのですが、非糖尿病の私にも、糖質制限をしている以上、どんなものを食べたらどれくらい血糖値が上がるものなのか、一度じっくり検証したいと思っていました。
こちらが腕に貼り付けるセンサーのほうです。容器を開けると、センサーの真ん中に長い針が見えました。これを刺すって痛いのではないかと予想しましたが、実際には全く痛くなかったです。センサーに付いている接着面も強固で、腕にしっかり貼り付いており、違和感を感じることは全然ありませんでした。すごいです。
そしてこちらが読み取り装置です。この装置を腕に貼り付けたセンサーに近づけるだけで「ピロリ」と音が鳴って、データが表示されます。すごく簡単で気に入りました。
現状、センサを装着して測定を開始してから1週間になります。センサを装着すると同時にゆるい糖質制限からほとんど糖質ゼロの生活に変えております。
最初の方は、空腹時血糖値が55mg/dl と低く出ており、誤差なのかなと考えておりました。夜間も42mg/dl と低くなってしまっていました。ところが、糖質ゼロを4日くらいずっと続けていたら、空腹時血糖値が72mg/dl と上がってきました。そして夜間もだいたい70mg/dl 以上で安定するようになりました。ということは、糖質制限をしていたとはいえ、少量の糖質摂取により、機能性低血糖を起こしていた可能性があると分かりました。機能性低血糖、糖質制限を始める前に悩まされていた症状で、解消されたと思っていたのですが、若干残っていたかもしれないということが分かりました。そして今回、厳密な糖質ゼロにより、その機能性低血糖が起こらなくなったと言えるかもしれません。
もちろん、糖質を取らないので、血糖値が乱高下することはありません。ほぼほぼ常に一定でした。ヒトは糖質を取らなくても、血糖値を一定に保つことがあらためてわかり、安心しました。本で読んで自分でやってみて分かっているつもりでしたが、こうして客観的に測定値やトレンドグラフで見ると納得度が全然違います。
糖質ゼロの生活について、一貫して言えるのは、空腹感は全然感じません。身体もだるくなったりはしません。すごく快適です。もちろん、糖質をゼロにした分、タンパク質と脂質をしっかり取り、カロリーをあまり減らさないようにしているからなのですが。
身体のむくみが取れて、脂肪も燃焼されて減ったのか、ズボンが緩くなりました。身体も精神もすごく調子が良いです。
センサーの寿命が残り1週間なので、糖質をたくさん取ったり、市販の低糖質食の効果を調べたり、いろんな実験を重ねたいと思います。
とにかく言えるのは、少なくとも私には糖質は全く必要がなかったと言うことです。「糖質ゼロの生活は最高!」と思いました。
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