コロナ禍にど素人投資家(?)として活動を始めました。ちなみに株式投資は初めてではありませんが、コロナ前に株は持っておりませんでした。コロナ期間中に株が暴落したのを見て、あまりの安値に買いを入れたのが始まりです。
内需に絞り、特定銘柄の株価と日経平均を毎日じっと観察して相場観を養いました。その中で、1日で2~3%も変動するような値動きの荒い大型株に着目し、まとまった資金を用意し、注目銘柄が安い時に仕入れ、2~3%上がったら売る、ということを淡々と積み重ねました。英語やスペイン語を勉強している時にカブボードを出してチラチラ見ていました。成長株を見いだして長期投資するとか志の高い投資活動では全然なかったです。買っても大体1週間以内に売却することを繰り返していました。
やっているうちに、株価が大きく動くタイミングがあることがわかってきて、そういうのも一応気にするようになりました。
例えば、
- 前日のニューヨーク市場の動向
- 香港市場が開く時間10:30
- 政治的な動き(米国大統領選挙など)
- 中間配当、期末配当の権利確定日、権利落ち日
- 決算発表日
- メジャーSQ日(3,6,9,12月の第2金曜日), マイナーSQ日(それ以外の第2金曜日)
- 日経平均株価定期銘柄入れ替え日
などです。
また、銘柄についても何でもいいというわけではなくて、PER, PBRといった基本的な指標も考慮して、割安なものを選定するようになりました。PERというのは、1株あたりの利益倍率、PBRというのは、1株当たりの純資産倍率を表します。株価が割安かどうかを判断する指標となります。
平行して、証券会社のフリーETFというものも売買しました。ETFは、上場投資信託というデリバティブ商品で、株取引画面上であたかも株を売買するように取引ができます。フリーETFというのは、売買手数料が無料のETFです。売買手数料は投資金額が大きくなるとそれなりにかさむので意外と無視出来ません。
そんなこんなで、半年の間に積もり積もって日本人の平均年収を超える運用益を得ました。しかも一度も損切りせずに乗り切りました。
大儲けした日は気分が上がり、わくわくしましたが、すぐに気持ちは冷め、はっきり言ってどうでもよくなりました。お金をたくさん儲けたとしても、それが幸せに直結するわけではないのだと前から感じていましたが、それを再確認しました。個人的に、お金を稼ぐことよりも使わないことの方がずっとすごいことだと思います。
今後も淡々と投資活動を続けていきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
どんなこともびっくりするくらい上手くこなされる方で、憧れてしまいます。
株は始めたいけれど、どれを買えばいいのか、迷っているばかりで先に進めないワタシです。だめだなぁ…。
>>1
yukaさん、こんにちは^^
先々のことを完璧に見通すことは、どんなプロだって不可能なわけだから、ある程度は博打のようなものだと割り切り、リスクをとらなければなりません。
結構な金額の含み損を抱えたときもあるので、未だに買うときには緊張します。そんなわけでやみくもにおすすめはしていません^^;
しかし、「安いとき」というのが分かれば、高く売れるようになります。
そのためには毎日じっと観察するのが個人的に一番でした。
ご参考になれば幸いです。