この前焼いたパンです。
粉は1CW 90%, 全粒粉10%です。
酵母はホシノビール酵母を使いました。
ちょっとメリッときているのがおいしそうに見えます。
ミーレMieleのオーブンで山食パンを焼くときには、窯入れ直後にはヒーターを切って5分ほど「窯伸びタイム」をもうけます。
その後、上下加熱で150℃5分、180℃5分と温度を上げていき、190℃で20分焼きます。最後に、コンベクション加熱に切り替えて200℃で10分焼いて終わりです。
窯伸びタイムをもうけないと、高さが出ません。
最後のコンベクション加熱をサボると、側面にきれいな焼き色がつきません。
焼いているときには非常に気を遣います。
そういえば、パン学校の先生の言葉で一番印象に残ったのが、「パン屋では一番のベテランが窯を任される。」ということでした。
というのは、ミキサーや発酵は機械である程度それなりにできるけど、おいしそうに焼き上げるのは経験がいるとのこと。
確かに、焼き上がりの見極めは機械任せにできないし、最終工程なので失敗したらやり直しがききません。
パンを焼くときには、毎度この言葉を思い出し、自分なりの工夫をすることにしています。
いまいちなパンばかり焼いていますけどね~(-_-)
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