ゴミを減らす取り組みの一環です。
「生ごみは可燃ごみか」を読み、まずは生ゴミの水分を減らして排出できるようになろうと思いました。生ゴミの水分を減らすと、そのまま回収に出したとしても焼却炉の中でより少ないエネルギーで燃やすことができます。回収に出さずに、自宅でコンポストなどに投入する際、悪玉菌の繁殖を抑えやすくなります。どちらをとったとしても良い状況になるため、まずは生ゴミの水分を減らすようにできるかどうかが大事なのです。
そもそも、家から排出する生ゴミの内訳を見てみると、コーヒーかすとお茶がらが圧倒的に多いことが分かりました。次に、野菜くずが多かったのですが、最近では皮や葉も使ってなるべく生ゴミとして出さないようにしているので、かなり減っております。
ですから、家の場合、とにかくコーヒーかすとお茶がらを主体とする、植物性の生ゴミを乾かせば良いことが分かりました。それで上記の本に則って、まず、ザルを用意して流しより上に置きました。流しより上、というのは、水で濡らさないようにする必要があるからです。ここにその日の植物性生ゴミをためます。
たまった植物性のゴミは、新聞紙に包んで、通気性の良い、ふた付きのかごに入れてベランダに2~3日吊します。これを風乾(ふうかん)といいます。こうして風乾して水分量が減ってから生ゴミを捨てます。新聞紙は再利用します。
ザルはステンレス製、かごは竹製を選び、リサイクル可能または分解可能な素材としました。
一方で、動物性の生ゴミ(例えば、鶏肉の皮の端っこなど)は、乾かす過程で虫が寄ってくるそうなので、分別して乾かさずに回収に出すことにしました。とは言え、動物性の生ゴミってほとんどありません。そのまま出しても全然問題ないでしょう。
こんな風にしてゴミを乾かして水分量を減らせるかどうか試しているところです。これがうまくいくようであれば、コンポストに移行したいと考えております。
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