2025.10.6 ブログ開設20周年記念   リニューアルしました

椅子作り その20 脚の素地調整と本組み

2か月半ぶりの木工教室です。ダイニングテーブルのDIYにスケジュールを取られてしまい、休講せざるを得ませんでした。

いよいよ組み立てをするので、まず、脚に180番のサンドペーパーをかけて、水引きをしました。
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そして、240番のサンドペーパーをかけて鉋痕を完全に除去しました。
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次に、面取りをしました。ダイニングテーブルの時には、角面鉋(かくめんがんな)を使いましたが、今回はサンドペーパーをかけました。
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すべすべになって、角も取れて良い感じに仕上がりました。
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次に、本組みに入りました。ホゾにボンドを入れました。
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幕板と側貫をはめ、まずは一面ずつ組み、端金(はたがね)で締め上げ、図面の上に乗せて完全に一致するよう、調節しました。
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この時、幕板や側貫のねじれや、脚と幕板とのカネ(垂直)も確認しました。
ボンドを乾燥させている間に、座板の加工に入りました。
座板は、好きな木を選べるので、私はメープルを頼んでいました。そしたら、こんなに良い一枚板が届きました。
パネルソーで寸法通りカットしました。
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ここで、本来ならば、細い板を接ぎ合わせる工程が入るのですが、私の場合は一枚板が手に入ったので、他の方のを見学しました。
接ぎ合わせには、ビスケットジョイントカッターというものを使います。
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教室では、スイスのラメロ社のものを使いました。
板の断面にまたがるように平たい穴を開けておいて、ビスケットのような小さな薄い楕円形の木片をその穴にはめ込んで接ぐのです。
ラメロで穴あけをしているところです。
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ビスケットジョイントは、板の垂直の接合にも使えて、ネジなどの露出する金具を使わなくて済みます。
見た目の美しい家具が効率よく作れてすごく便利だそうです。私も活用したいと思いました。
次回は本組みの続きと、座板の鉋がけをする予定です。
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