春の食材を使ったレシピです。

蕗は昔から好物です。
店では、煮物の青みとして使うので、蕗の板ずりを毎日します。店では1人当たり2切れしか付けませんが、家で作るときは山ほど入れてたっぷり食べます。
出汁は昆布と鰹節の混合出汁で、削り器で本枯節を削って作ります。削り器は、木の部分を木槌で軽く叩くと刃を微妙に出したり引っ込めたりできるんです。
そこで、出汁を取る用に削る時、薄く削れてしまう場合には、木槌で1, 2回叩き、厚めに削れるよう調整します。そうすると比較的ラクに削りの重量が稼げるのです 笑。
【材料・4人分】
- 蕗 1束
- 新じゃがいも 4個
- 鶏もも肉 1枚
- 出汁 400ml
- 味醂 20ml
- 薄口醤油 40ml
【作り方】
- 蕗はまな板の長さに合わせて切り、塩をまぶしてよく板ずりし、塩がなじむまで15分ほどおいてから、水洗いして皮をむき、3~4cm長さに切り、さっとゆでます。
- 新じゃがいもは皮をむいて大きめの一口大に切ります。
- 鶏もも肉も一口大に切ります。
- 鍋を熱して油をひき、鶏もも肉の表面を焼き付けたら、新じゃがいもを加え、味醂、醤油、出汁も加えて沸騰させ、弱火で静かに煮ます。
- 8~10分して火が通ったら、蕗を加えて強火で沸騰させたら火を止め、氷水で鍋ごと冷まし、味を含ませます。
蕗もじゃがいもも、店では水で晒しまくるのですが、それだと旨味も風味も抜けてしまうので、家では最低限にして、素材の味が強く感じられるように気をつけています。
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