昨年、「絶対にミスをしない人の脳の習慣」を読んで、私は変わりました。
これまでの人生、仕事や家事に最大限のパフォーマンスを発揮するようがむしゃらにやってきました。
今まででかなり忙しかった経験をご紹介しますと・・・
夜間調理師専門学校の作品展に向けて追い込んでいた時、あまりに辛くて、優勝したのはいいのですが、その後2ヶ月くらい精神的・肉体的に調子が悪かったです。
またある時は、転職活動をしながら、富士登山競走に向けた坂道トレーニングをしながら、夜間調理師専門学校の期末試験の勉強をしながら、家事、仕事、子育てをこなしていた時、全てが終わってから帯状疱疹になりました。
ふぐ包丁師試験のために、半年前から週一で3時起きで魚卸しの手伝いをし、試験の前には毎日ふぐ卸しをしてから出勤しました。終わったら風邪をひいて調子の悪い状態が続きました。
30代になったら、試験、コンクール、繁忙期など、忙しい踏ん張りどころがある時、かなり無理しながらも集中して結果を出すことはできるようになりました。
ところが昨年40代になり、これまで経験したことがないようなミスをしたり限界を感じたりするようになってきました。
例えば・・・
・電車内にiPhoneを置き忘れる
・鍋を真っ黒に焦がす
・仕事でど忘れをして指摘を受ける
そんな折、「絶対にミスをしない人の脳の習慣」を読んだところ、私のこれまでのやり方により、脳が「脳疲労」状態であることがわかり、衝撃を受けました。
そこで、これまでのがむしゃらな生き方を改め、この本に書いてある通りに、脳をいたわりながら業績を上げるため、もっと知恵を使って賢く切り抜けようと努力を始めました。
具体的には、
睡眠時間を十分にとる(7~8時間)
休日はあえて家事をせず、好きなことをしてのんびり休養する
iPhoneをいじりすぎない(特に朝)
こまめにメモや記録をとる
マルチタスクをしない
そうしたら、すぐに効果が現れました。よく睡眠をとった後は、すごく前向きな気分で体も頭もクリアな状態で仕事に臨めるようになったのです。ミスもなくなりました。
睡眠不足も解消されたようで、会社でたまにある講習会や会議など、座ってこなす仕事の時には、眠くてたまらなかったのが、全然眠くなくなりました。
これまで本当に疲れすぎていて、長いこと座る=寝る って感じだったのが、座っても全然普通に起きていられるようになりました。これは個人的にすごいことだと思います。
もうあの疲れてどんよりとした気分のもうろうとした状態に戻りたくはありません。
そんな気づきを与えてくれ、私が、自分自身を大事にするよう変わるきっかけになったすばらしい本でした^^
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