コロナ禍で約2年半、息子とずっと旅行に行けませんでした。最後に行ったのは、伊勢志摩半島にある伊勢神宮やアマネム。
今回漸く移動制限がなくなり、スケジュールも作れたので旅行に出かけました。息子の希望で行き先は北海道は函館になりました。息子曰く、一度も北海道に行ったことがないから行ってみたいとのこと。確かに、私個人が前職で北海道出張が多かったのでプライベートで行く気が全然しなかったので、息子のことも一度も連れて行ったことがなかったというわけです。
出発当日のスケジュールはバッタバタで、羽田17:30発函館行きの飛行機に乗るというのに、息子は15時まで学校で模試を受けていて、私は14時まで箱根で仕事していました。あらかじめ旅行バッグを車に積んでおき、車で急いで帰宅して駐車場に停めたら、家に入らず駅に直行し、東海道線に飛び乗り、なんとか間に合いました。息子も学校から最寄駅まで走ったとのこと。
ANA557便に乗りました。ちょうど日没で、窓からの眺めはすごくきれいでしたが、疲れていたので機内ではずっと寝ていました。
到着したらすぐにニコニコレンタカー に迎えに来てもらい、レンタカーに乗り、ホテルに直行しました。チェックイン後、すぐに函館山のロープウェイ乗り場に向かって歩いて行きました。
途中でラッキーピエロがあったので夕食をとりました。チャイニーズチキンバーガーセットを食べたら満腹になりました。
ロープウェイに乗ったら、美しい夜景に圧倒されました。しかし、一眼レフカメラで夜景を一生懸命撮っていて、ふと息子のiPhone13Proの撮影画像を見たら、そっちの方がよほど広角で美しく迫力があったので驚きました。一眼レフカメラの時代は終わったのか…。愕然としました。
山頂に着いて展望台からも夜景を眺めました。思えば、コロナ禍では、さんざん苦労して仕事してきました。他事業所の応援のため長期出張を繰り返したり、引越しのタイミングで全然関係ない箱根に転勤になって、1年もの間2拠点生活をしたり。はっきり言ってこの2年間、自宅でのんびりしている暇なんかなかったです。
コロナが明けたと思ったら観光客が押し寄せて人手不足に悩まされ、毎月のように2週間に及ぶ連続勤務が発生したり。最近でも感染が急増して職場でも陽性者が何人も出て、事業継続困難すれすれの状態に陥り、残された者は悲惨な思いをしました。
また一方で、身内が深刻な持病を再発させて長期入院しました。入院の時には私も入院手続きや飼い猫の世話などの雑務に散々駆り出され、疲弊しました。身内はいまだに退院できていません。そういったこれまでの苦労を振り返りながら夜景を眺めていました。
夜景を眺めたところで、全ての苦労や困難が相殺されたわけではありませんが、再び自由に飛行機に乗って旅行できるようになったこと、あの頃より大きく成長した息子と美しい夜景を共有できたことを前向きに喜びたいと思いました。
記事はその2に続きます。
コメント
コメント一覧 (4件)
九月に函館に行く予定があるので旅行記参考にさせていただきます。
>>1
reirinさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ご参考になれば幸いです。
良い記事ですね。
なんだか泣けてきて、私も旅行に行きたくなりました。
>>3
三鷹さん、初めまして。
コメントありがとうございます。
函館の夜景と、猛暑の中の避暑となったのがすごく良い思い出でした。
ぜひ旅行にお出かけ下さい。