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BB&R ブレアソール11年

BB&Rはベリーブラザーズ&ラッドというインディペンデントボトラーズ(独立系瓶詰め業者)で、ブレアソール11年はスコットランドはハイランド地方のシングルモルトです。

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ブレアソールはそのほとんどがブレンデッドウイスキー「ベル」の原酒として使われ、シングルモルトはそれほど流通していないようです。ピート無し麦芽を使い、シェリー樽熟成するとのこと。

中でも、BB&Rのブレアソール11年は、シングルカスクのカスクストレングス(!)ということで、アルコール度数が55.1%もあります。

シングルカスクとは、ひとつの樽だけから瓶詰めされたということを表します。普通は、同じ蒸留所内の複数の樽からバランスを考えて混ぜられるのにたったひとつの樽からとは。すごく個性的な味になると思われます。

カスクストレングスというのは、加水せずに原酒のまま樽詰めされたということを表します。一般的に売られているシングルモルトが40度程度まで加水されて薄められているものが多いのに比べると、原酒のままってすごく高い濃度なんだなと驚きます。

そんなわけでストレートで飲んでみると、アルコールがきつく重厚な複雑な甘さが感じられました。

ロックにして飲んでみると、その重厚さに森林感のような爽快感がでて、甘さは後退し、なんとも言えず奥深い味がしました。すごく気に入りました。

これまで自分の好みとしては、バーボン樽熟成のものが多かったのですが、シェリー樽熟成の良さもなんとなくわかりかけてきたかなと思います。そんなきっかけを与えてくれたすごく良いウイスキーでした。

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