先日の糖質制限に関する記事が思いのほか反響があったようで、嬉しくもあり意外でもありました。
今回は更に掘り下げてみます。
糖質制限をしていると、肝臓の糖新生機能が活性化し、血糖値が一定に保たれるので、空腹感があまり感じられないという、最大の特性が得られます。
この現象をうまく利用すると、1日2食以下に食事の回数を減らすことができます。
胃袋の容量には一応上限があるのだから、食事を取る回数を減らせば、普通に考えたら1日に食べる量を3分の2に減らすことができ、効果的にダイエットすることができます。少なくともこれまでより太りはしません。
糖質制限って、パンとかご飯とかパスタとか、食べちゃダメなんでしょ。あり得ない、無理!!と言われます。そりゃいきなり「糖質ゼロ」は無理ですけど、数年かければ次第に慣れます。低糖質のパン、パスタ、お菓子も既に大きな市場が形成されており、普通に存在します。結構良いものが買えたり作れたりします。だから思ったほど惨めじゃありません。
食事を試行錯誤していると、世の中には、パンとかご飯とかパスタ以外にも美味しいものは山ほどあると分かります。これまではただ単に無知なだけ、研究心が足りなかっただけだと気づかされます。
糖質をやめる辛さよりも、毎日空腹に悩まされ、年々ぽっちゃりしてくることに悩まされ、洋服やパンツがキツくなって履けなくなってショックを受けたり、「すっごい太ったね。」と言われて傷ついたり、そう言った諸々のことから受けるストレスの方がよっぽど煩わしいし嫌です。
私は糖質制限により、空腹からもぽっちゃりからも解放されました。
更に最近、コロナショックにより引きこもり生活に入りましたので、活動量が低下し、ますます空腹を感じにくくなった結果、食事の回数が1日1食程度まで減ってきています。
活動量が減れば食事量も減る。そんな当たり前のことが当たり前として受け入れられるのが糖質制限の良さだと感じています。
完璧でなくったっていいんです。1日1回程度なら糖質を取ったって。カレーにじゃがいもを入れても。たまのラーメンも。挫折してまるっきり元に戻るよりは全然マシなのです。とにかく、今までの食生活からほんのわずかでも変化を起こすこと、試行錯誤を始めることからイノベーションは起きるのです。
励みになります。
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