2025.10.6 ブログ開設20周年記念   リニューアルしました

蛸(たこ)の柔煮と赤酒

友人が「蛸釣りに行く。」と言うので、赤酒を用意して待っていたら、無事、釣ってきてくれたので、少しもらって柔煮にしました。

柔煮の蛸は下処理がけっこう大変です。
まず、塩もみしてぬめりを落とします。(この時点で造りを引いて生姜醤油で食べたらおいしすぎました。)
次に、一本ずつ棒でよく叩いて芯のコシをほぐして柔らかくします。
それが終わったら、霜降りして水洗いしながら吸盤の汚れをひとつひとつ掃除します。何に吸い付いたかわからない吸盤ですから、徹底的に洗わなければなりません。気が遠くなるような作業ですが、息子にも手伝ってもらい、手早くやりました。
最後の最後に、出汁:赤酒:濃口醤油が8:2:1の煮汁を作ってIH圧力鍋で煮ました。
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苦労して下処理し、赤酒も加えて圧力鍋で煮た蛸は、柔らかくて優しくて絶品でした。
澄んだ煮汁が取れたので蛸御飯も炊きました。具は炊き上がりに混ぜ込みました。
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三つ葉(軸はサッと茹でて)を散らして食べたらおいしくて、夢中になって食べました。
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今更ながら、私は蛸が大好物なんだと気付きました。
さて、赤酒(あかざけ)とはどういった酒なのでしょうか?
それは熊本県で作られている甘いお酒で、味はぶっちゃけ味醂によく似ています。
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飲み比べをしてみたら、味醂の方が甘みが強くお酒のとがった味がするのに対して、赤酒は若干甘みが弱く、お酒のとがり感はなく、すごくまろやかで優しい味がしました。
赤酒は、科学的には味醂と違ってアルカリ性なので、タンパク質を柔らかくする効果があるため、蛸や魚を煮るのに使われるようです。
個人的には、糖質制限の際に味醂の代わりになるのではないかと思いました。

赤酒の糖質量は不明なのですが、カロリーが味醂より少ないので(100gあたり味醂220kcalに対し175kcal)、糖質量も少ないと予想されます。

赤酒を使って色々と試してみたいと思いました!
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