突然ですが、今年は私にとっての哲学元年になりました。
それは、哲学により、これまで説明のつかなかった現象が説明でき、これからの生き方のヒントをつかめるかもしれないと思えることがあったからです。
きっかけとなった哲学ブログがあるのでご紹介します。
上記のブログには、これまで個人的に説明のつかなかった現象を哲学的な観点から解説してくれるかのような記事がたくさんありました。
「これまで個人的に説明のつかなかった現象」とは、例えば次のようなことです。
- 以前の仕事(高収入)よりも低収入の料理人の仕事の方が私にとって良いのはなぜか
- 入院している病人と、健康だけどがんじがらめな生活を送っていた自分は実質「同じ」だと思えたのはなぜか
- やるべき事(勉強や家事など)を休日に朝から晩までこなした後、達成感に溢れるはずが逆に虚しくなるのはなぜか
- 逆に休日の午後、家でくつろいでいる時に、幸せなはずなのにふと空虚な気分になるのはなぜか
1.の、高収入な仕事を辞めて、それよりは低収入の料理人の仕事に転職したことについては、
という記事に詳しく書かれていました。料理人になったことは、私にとって当然だったのだと腑に落ちました。
2.の、入院患者とかつての自分が同じだと思ったことについては、似たようなことが、
「現代の囚人」
という記事に詳しく書かれていました。現状を変えたければ、まず自分が行動を起こさないとダメなんだと実感しました。
3. の、やるべき事ばかりやるだけでは虚しくなる悩みについては、
という記事に詳しく書かれてました。
目的のために一直線に努力するのが正解だとずっと思っていたのが間違っているとわかり、衝撃でした。
4.の、ふとした空虚な気分については、「自分を知ることの苦しさと克服法」に詳しく書いてありました。「ハイデガーの第3の退屈」、あるいは「実存的空虚」と言うそうです。ずっとずっと前に、退屈について哲学者により深い考察がされていたのだと知りました。
このように、哲学を分かりやすく解説しているこのブログのおかげで、長年の疑問が解決して一歩踏み出せたと思います。
しかし、現状の私は、哲学からブログの管理人さんが学びとったことを間接的に知っただけです。
今後は直接、哲学から、色々な問いの答えをつかみ取っていきたいと思いました。
励みになります。
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