カンパーニュを焼きました。
配合とプロセスはこちらの記事をご参照ください。
→「カンパーニュ作りのプロセスと余熱でブリ大根!」
ちょっと焼き色が濃いめでした。温度を途中で下げるところを、忘れてしまいました。
最近、パン作りやその機材についてよく質問を受けます。一生懸命説明していますが、所詮、文字だけなのでもどかしい思いもします。いつかパン焼き会みたいなイベントを開けたらいいなと思っています。
かつて学校に2校通い、ドイツ製のオーブン、スタンドミキサー、低温発酵用のワインセラーなど、高価な機械を買い、一眼レフを使ってパン写真を撮り、10年以上はまりにはまっていたパン作りでした。
しかし、長い会社員勤めを辞めて選んだのは板前修業であって、パン作りではありませんでした。
それはなぜか。
私なりに悟ったのは、「パン作りは装置によるところが大きく、手作りの余地は少ない。」ということです。
ぶっちゃけ、よい機械に設備投資し、多少の理論と技術を学べば、誰だってそれなりのパンを焼けるようになる、ということです。
それとは対極にあるのが、日本料理です。
日本料理は、それほど装置を使いません。
道具も、包丁、まな板、箸、鍋、ざる、ボウルのようなシンプルな物ばかり。
その代わり、自分の体を使って何度も練習して知恵も働かせて体得しなければなりません。
そういった奥深い点に魅力を感じて2番目の職業に選びました!
しかし相変わらずパン作りは大好きで、これからも焼き続けていくつもりです^^
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