「フロム・ザ・バレル」は、ニッカウヰスキーのブレンデッドウイスキーです。
原酒は余市蒸留所のモルト、宮城峡蒸留所のモルトとグレーンをブレンドするのですが、ブレンド後のウイスキーをさらに樽詰めして数か月再貯蔵するという手間を掛けています。
アルコール度数は51度もあり(ふつうのウイスキーは42度くらい)、ブレンド後の樽詰め前にわずかな加水しかしていないとのことです。
それと独特のコロンとしたシンプルなボトルがすごくかっこいいです。
ストレートで飲んでみると、強い甘み、華やかなフルーツの香り、重厚さが感じられ、しっかりとした印象を受けましたが、飲みにくいということは全然なくて、心地よさを感じました。個人的には、香りの良いバランタイン12年を重厚にした感じでしょうか。
ハイボールで飲んでみても、しっかりとした味わいと香りはちゃんと残っており、飲み応えがあって楽しめました。
難点は店頭で滅多に見かけないことです。見つけたらまた買いたいと思います。
余談ですが、箱根ではAARKE アアルケ のカーボネーター(ソーダマシン)を導入してから、ハイボールをよく飲むようになりました。
それまではシングルモルトのロックを飲んでいましたが、ハイボールにすると言うことは原酒を薄めると言うことなので、高価なシングルモルトを割ることは抵抗があって、スコッチのブレンデッドウイスキーを飲むようになりました。2拠点生活だから、少し節約したかったのもあります。
ブレンデッドウイスキーも色々あるのですが、スコッチだとジョニーウォーカー黒、バランタイン12年、シーバスリーガル12年といったところが有名でしょうか。すべて飲みましたが、どれも飲みやすさだけではなく個性があって好きになりました。シングルモルトよりも一段安く買えるのも魅力です。
そんな感じでウイスキーを楽しんでいます。
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