2025.10.6 ブログ開設20周年記念   リニューアルしました

天然カンパチ

お友達が八丈島でカンパチを釣り上げ、卸しを頼まれたのでやってきました。

お家に行ってみると、カンパチとヒレ長カンパチ、それぞれ8kg級が合計2本ありました。こんなに大きいものを見たのは初めてです。これはヒレ長カンパチの方です。

image

カンパチにはブリやヒラマサという、すごくよく似た魚がいるのですが、カンパチは、体が紫がかった茶色をしているのと、背中から頭にかけて茶色い線があるのとで、鑑別が割と簡単です。

1本目は卸してウロコを付けたまま皮を引き、刺身用に冊取りしました。
2本目はウロコをすき取り、半身は焼き物用に切りつけ、残りはまた刺身用に皮を引いて冊取りしました。
・・・と淡々とやりましたけど、8kgもあるから一つ一つの動作が重くて体力が奪われました。

冊取りしたカンパチはその場で真空パックに加工され、その後他のお友達などに分配されたようです。

最後に少しだけ味見をしました。薄造りにしたり、スモークにしたり、へぎ作りにしたり、腹や背の味の違いを確認したりしました。コリコリとしていてすごくおいしかったです。

image

約7年前、今の会社に入った頃は、まだブリなんかもこんな風に「丸」(まる、頭・ウロコ・内臓を付けた状態)で納品され、卸していました。忙しいときには、5kgを超えるブリを3本卸したこともあったなあと思い出しました。

残業代圧縮が叫ばれる中、こういった作業もカットされ、お魚は三枚卸しで納品されることが多くなりました。大型魚用の七寸出刃も出番がほとんど無くなりました。だから今回すごく懐かしかったです。

励みになります。
応援のクリックお願いします<(_ _)>

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次