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野口悠紀雄先生の『「超」英語法』を読んで

この本は、『「超」整理法』で有名な経済学者の野口悠紀雄先生が書いた本です。
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先日の記事で、英語の勉強を再開したと書きましたが、やるからには、やみくもに教材に手を出すのではなく、正しいやり方で勉強したいと常々考えていました。
しかしそもそも「正しいやり方」ってどういったものなんでしょう?
そんな疑問に答えてくれた本です。
野口先生は、まず「どの英語なのか?」という問題提起をしています。英語といっても様々なものがあります。それはマトリクス状になっています。
縦軸は
  • インプットーLリスニング
  • インプットーRリーディング
  • アウトプットーSスピーキング
  • アウトプットーWライティング

横軸は

  • Pプロフェッショナル(専門的分野の)
  • Fフォーマル(講演など正式な場面での)
  • Iインフォーマル(友人との会話など非公式な場面での)
に分けられるそうです。
ですから、例えば論文執筆者ならば、FR, PR を極めたのちに、FW, PWのフェーズに進むべきと想像ができます。英会話学校でやるであろうIS(非公式な場面でのスピーキング)をやっても近道ではないことが分かります。
それと、以前、私がビジネス英語のリスニングで苦戦したと書きましたが、なぜ苦戦したかもこの本を読んだら分かりました。
私は学校では、「エリジオン」(子音の消失)、「リエゾン」(子音+母音での連結)、「フラップ」(t音の変化)を習いませんでした。しかし実際には、エリジオンなどは会話で頻繁に出てくるため、ラジオのビジネス英語で全然聞き取れなかったというわけです。
他にもいろいろとすごく参考になり、これらを踏まえた上で、英語のお勉強を始めております。

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