先日、木工教室の鉋(かんな)講習で、鰹節削り器の刃の調整をやらせてもらいました。
にんべん製のこの削り器は、色々と問題点があって使いにくいところがありました。
それは次のような点です。
- 刃の端に削りかすがたまって刃が錆びる
- 刃が斜めに出ているので、刃が出ている方に調整すると反対側は引っ込んで削れない
- 一度も研いでいないから切れ味が鈍っている
これらの問題点を次のように解決しました。
- →刃をグラインダーで削り、刃の幅を狭くして台の開口幅と揃えた
- →出っ張っている側の刃を集中的に研ぎ、台の方も引っ込んでいる側をヤスリで削って引っかかりにくいようにした。
- →中砥から研ぎ直した
その結果、見事に改善されて、買った時よりも使いやすくなりました。
刃が平行に出るようになったため、刃全体で削れるようになったのが大きいです。
新しい本枯節で、
うれしくてたまりません!
これからはもっともっと気軽に削って料理に使っていこうと決めました。
励みになります。
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