数年前、スパイスラックを使いやすくしようと工夫を重ねました。
今回は、その中身を断捨離して減らしたことについて記事にします。
この記事を書いた約2年半前、私はまだ調理師ではありませんでした。
世界各国のいろんな料理を作るんだぞって燃えてました。笑
ところが日本料理の板前としてホテルに転職をして修行を始めてから、色々変わりました。
まず、作る料理は当然、日本料理が多くなりました。
日本料理は香りに対してすごく繊細なんです。家庭では当たり前に使っている生姜、ごま油、ニンニクなども、職場では普通使いません。本当に必要な時だけ少量使います。
同様に、家でもスパイスをあまり使わなくなりました。ずっと放置されたままでしたが、ようやく本当に使うものだけを厳選することにしました。
〈ビフォー〉
上から2段目と3段目にスパイスを置いてます。
スパイスを置いてる棚の上段の内容です。
・残すもの
クミンシード、ターメリック、ガラムマサラ、山椒
・断捨離するもの
花椒、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、バニラオイル
定番のインドカレー。これは月に1~2回は必ず作ります。その材料であるクミンシード、ターメリック、ガラムマサラは残します。
山椒は店に入って覚えた和のスパイスです。鶏つくねなんかにふりかけるとすごくいい感じなんです(^^)
そして、断捨離したのは、たまに作るタンドリーチキンの材料で、クミンパウダー、コリアンダーパウダーです。コリアンダーパウダーは省き、クミンパウダーはクミンシードをマルチクイックで粉砕すれば良さそうです。
花椒は、麻婆豆腐に欠かせないスパイスでしたが、花椒と豆板醤を入れた本格的な麻婆豆腐、ウチの息子は辛すぎて食べられません。なので次第に作らなくなりました。
バニラオイルは、焼菓子に使ってましたが、自然な香りを楽しみたくて、もうこういった香料は卒業しようと思います。
そして下段の内容です。
・残すもの
ナツメグ、キャラウェイ、ラー油2種
・断捨離するもの
クローブ、エルブ・ド・プロバンス、タバスコ、シナモン、チリパウダー、七味唐辛子
ナツメグは、ロールキャベツなどの西洋肉料理に使います。
キャラウェイはパン作りの材料なのですが、1回に大さじ1とかガンガン使うので、実は袋買いしてます。瓶に入れず、袋のままエニーロックにしようと思いました。
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ラー油は餃子に使います。
クローブ、タバスコ、シナモン、七味唐辛子は、買ってはみたものの、あまり好きな香りではなく。
チリパウダーはたまに作るポークビーンズ用に持っていましたが、成分をよく見ると、自分で近いところまで再現できそうでした。
エルブ・ド・プロバンスは、滅多に使わなくなったので、ベランダ菜園のローズマリーと、ローリエだけでがんばってみようかなと。
〈アフター〉
ぱっと見変わりませんが、奥がガラガラになりました。
この棚、奥行きの半分しか引き出せないという不親切設計なのですが、これまで奥までぎっしり入れていたのが手前だけになってすごくスッキリしました!
今後のスパイスとの付き合い方なのですが、気になったスパイスは基本トライしようと思います。料理は挑戦だからです。
でも、一度に何種類も買うのは避けて、買ったひとつのスパイスを集中的に使い切るようにしようと思いました!
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