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ズボンの裏地交換

2020年に買ったウールパンツの裏地が破れたので自分で交換しました。

こちらが問題のウールパンツ。ゴムウエストで、履くときに引っ張り上げる際、手がかかる部分が破れました。点検したら、お尻の方も裂けていました 恥。ラ・フォンタナ・マジョーレで買ったイタリア製のパンツで、厚めのウール生地のカジュアルなものがなかなか売られてないので愛用していました。

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と言っても、やり方が全然分からなかったので、↓の動画を参考にさせていただき、あらかじめ勉強し、材料や道具を買っておきました。

この動画によれば、ゴムウエストのズボン(パンツ)の場合、裏地付けは簡単で、要は半ズボンを作って内側にくっつけるだけらしいです。すごく分かりやすくて、何とか自分にもできそうかなと、恐る恐る一歩踏み出しました。

もとのウールパンツから、破れた裏地を外しました。

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型紙の上に裏地をのせて、写し取り、そこから余裕分の補正をしました。ついでに、長さも以前よりも10cm長くして膝上まで延ばしてみました。

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カットしてから縫い合わせていきました。

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ここで、動画と大きく違っているのは、ミシンを持っていないので、手縫いでやったということです。縫い目を細かくするために一針ずつ進めていきました。

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縫い代は12mmでカットし、縫う位置は10mmとし、12mmの位置でアイロンを掛け、2mmの余裕分(キセ と言います)を作るということなので、そうやって忠実に作っていきました。

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裾も縫い、最後に「半ズボン」様のものが完成しました。

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これを、本体に付けて、ウエスト位置で元の通りに付け直しました。

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ついに完成しました。

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裏地の色を、黒からグレーに変更したので、表地と合っていてすごく良い感じです。履いてみても、余裕分があり滑りも良く、着心地が良かったです。ちなみに裏地の素材はキュプラにしました。ウールとこすれ合っても静電気が生じにくい素材です。

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全部で12時間かかりました。やる気と集中力で完成できたけど、終わってみたら目が充血し、針を持った手の親指の付け根が数日腫れました。ミシンがあった方が絶対に良かったです。

親には「こんなの直しに出せばいいじゃん。」みたいなことを言われて、もっともだと思いました。

しかし、仕事でプライベートの時間が全然取れない日々が続いたので、なぜか段々と無性に手を動かしたくなってきて、その衝動を止められなくなっていました。それと、うまく言葉にしにくいのですが、普段お金を出して解決していたことに正面から向き合ってみる余裕があったのと、物事の見えない部分にどれだけのコストがかかっているか実感したかったというのがありました・・・。

まあとにかく、大事にしていたウールパンツは元に戻り、すごく満足しています。そして、今後も洋服のお手入れをきちんとして大切に着ていこうと思いました。

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