若い時には、どうやって集めたらいいか分からなかった器ですが、年を重ねて、今では好きな器に囲まれて暮らしています。
先日、IKEAの引き出しマットについて記事にしたところ。
中身の器、特に染付についてもご質問をいただいたのでご紹介します。何をどこで買ったのか。
- 六寸皿(古染付、吉祥寺PukuPuku)
- 葡萄唐草文輪花七寸皿(岩永浩、しぶや黒田陶苑での個展にて)
- 見込菊花紋六寸皿(波佐見焼、はさみ焼 shop mignon ミニョン HAKATA)
- 小鉢(波佐見焼、はさみ焼 shop mignon ミニョン HAKATA)
- 取鉢(有田焼、横浜元町 松本商店)
- 丸紋松竹梅図五寸皿(山本長左、九谷焼黒龍堂)
- 豆皿(古染付、鎌倉の古道具店)
- 十二角なます皿(古染付、吉祥寺PukuPuku)
- 花唐草文輪花珍味入れ(岩永浩、しぶや黒田陶苑での個展にて)
- 芙蓉手草花文菊割向付(岩永浩、しぶや黒田陶苑での個展にて)
ついでに私の器遍歴もざっくりとご紹介しますね。
最初は雑貨店で気に入った器があれば買っていたのですが、一瞬、北欧食器にはまり、はるばるフィンランドはヘルシンキのアラビア社まで行ったこともありました。
でもやはり染付が気に入って、我が人生の半分以上は有田焼にロックオンされていました。毎年ゴールデンウィークに開催される有田陶器市にはわざわざ飛行機に乗って2回も行ったことがあります。
離婚して、細々とした器を全部前の家に置いてきました。
それからは、本当に厳選して器を選び始めました。
これまでの経験上、有田焼の現代作家の岩永浩さんの器がすごく好きだと分かっていたので、個展に通い、覚悟を決めてある程度枚数を揃えました。
金沢に旅行した際には、九谷焼もすごく良いと分かりました。特に、山本長左さんの器が大変気に入りましたがものすごく高価でした。金沢には器を買いに行くという楽しみができました。
個展や窯元に行かなくても、古染付、古伊万里 も枚数を揃えて値段もリーズナブルな最強のお店が見つかり、何種類か買いました。それは吉祥寺にあるPukuPuku です。この店は本当におすすめです。
今では、器に対する要求が高すぎて(お金はないけど目だけ肥えた状態 笑)、衝動買いすることはほとんどありません。しかるべき作家の個展や店であらかじめ決めたものだけ買います。
妥協して衝動買いしたイマイチな器で小さな引き出しを埋めたりはしないように気をつけています。
若い時にはただただ、器が欲しいという欲望だけがありましたが、今は、その素敵な器に何を盛るのか、どんな料理を作ってどれだけおいしく食べるのかが私にとってより重要になりました。器は料理の一部であって全てではありません。
今後も手に入れた器を大切にしながら、料理に励み、食生活をより豊かにしていきたいです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
シトラスさん
こんにちは。
早速記事にしていただき、ありがとうございます!
岩永さん長左さんの染付、素敵ですよね♪
私も少数ですが大事に大事に使っています。
そういえばシトラスさんの昔の記事から李荘窯業所のことを知り、器を手に入れたこともありました。
紹介されているお店も是非行ってみたいです。欲しくなっても、もう十分数があるのが悩みですが
>>1
Edgarさん、コメントありがとうございます。Edgarさんも素敵な器をたくさんお持ちなのですね。
良く使うカタチや大きさの器が気に入った染付であれば満足なので、
今のところ、欲望みたいなのは落ち着きました。
李荘窯業所の器は関東ではなかなかお目にかかれないので、またいつか有田に行けたらいいなと思っています。