先日のコルドン・ブルー パン基礎14回目の授業、最初に作ったのは「クーク」。
クークとは、いわゆるデニッシュのことで、ヴィエノワズリの一種である。難しそうに見えるけど、バター折り込み生地さえきちんと作れば成形は意外に簡単である。
このバター折り込み生地であるが、クロワッサンと違って4つ折りを2回繰り返した(クロワッサンは4つ折り1回+3つ折り1回)。成形は、上からムーラン・ナ・ヴァン(Moulin a vent, 風車)、オレイユ・ダブリコ(Oreille dabricot)、パット・ドゥルス(Patte dours, 熊の手)。
オーブンから出てきたクークに歓声が上がった。すごくおいしそうだし、華やかで繊細なパンだから。そんなパンを自分たちで作れたのがすごくうれしかった。
この他に作ったパンは次の通り。この日は成形パンばかりですごく忙しく、うっかり写真を撮り忘れてしまった。
<パン・オ・テ Pain au the>
アールグレイを濃く煮出した液を水分として加え、細かく挽いた茶葉も生地に混ぜ込んで焼いた。成形は、細長くのばした生地をねじった。紅茶の香りがしてとてもおいしかった。
<クラクラン Craquelins>
ブリオッシュタイプのパンで、レモン皮のすり下ろしが入っている。成形は、大粒のあられ糖を巻き込んで丸く成形した。あられ糖が溶けてしっとりした生地で、食べるとレモンの香りがしてすごくおいしかった。
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